2008年02月13日
糖尿病と歯周病
糖尿病と歯周病は関連が強く,近年糖尿病の6番目の合併症が歯周病であると言われています.
また反対にお口の中をきれいにすることで,糖尿病が改善するとも言われています.
そこで糖尿病の患者さんが歯科治療を受けるときの注意事項として次のことがあげられます.
1.歯科治療する際,空腹時は低血糖性昏睡を生じる可能性があるため治療はさけてください.
2.インシュリン注射や服薬後は低血糖を避けるため,朝食後早い時間の治療が望ましいです.
3.低血糖を起こしやすい患者さんは,1回の治療時間をみじかくします.
4.糖尿病の患者さんは唾液の分泌量が少ないため,免疫能力の低下で歯科治療後に感染症が起こりやすく,抜歯後などは抗生物質を必ず服用してください.
糖尿病の方は必ずその旨を伝えてください.
特にヘモグロビンA1cと言う数値をお知らせください.
川口市かめだ歯科医院:亀田