亀田先生インタビュー

医療法人D&H理事長 かめだ歯科医院院長:亀田行雄

―かめだプラウド歯科開院の経緯を教えてください。

川口でも患者さんのニーズが変わってきています。
例えば、コロナ前は都心の歯科医院さんに通っていた方も、川口に住んでいたら近くで質の良い治療やメインテナンスを受けたい・・・年を重ねると都心まで通うのもなかなか大変になりますよね。

また、川口でも健康に対する意識が高まっていると感じます。
ニーズの高まっているインプラントに特化した医院を作り、インプラント治療を集中してできるようにと開院することとしました。

さらに僕らが考える大切なことは、インプラントを入れた後のメインテナンスをしっかりやっていくこと。
インプラントを入れて終わりじゃなくて、そのあともメインテナンスを継続して長く持たせてあげるために、経験豊富な歯科衛生士がいることが重要です。

―インプラントは自費だと思うのですが、それだけで身構えちゃうかもしれないんですけど・・・。

保険診療のニーズも、川口にある同じ医療法人のかめだ歯科医院や樹モール歯科で応えられます。
保険診療のデメリットは、使える素材、やれることの縛りです。
自費診療のデメリットは費用が掛かるということですが、メリットとして制度にとらわれずにベストな治療法を提供できます。

ちなみに、かめだプラウド歯科の院長の久保寺先生は「デジタルデンチャー」といってデジタルで義歯(ぎし:入れ歯)を作っていく一般の歯科医院ではやってない最先端の治療法の歯科医師向けの講座の講師をやっています。
また、根管治療(歯の根の治療)の講師もやっています。

―アカデミックな医院さんですね!医療法人全体で、技術の向上に余念がないという印象です。診療後に「夜べん」で勉強、亀田先生は本も書いて講義して・・・先生は寝る時間があるのかどうか心配になります・・・。

仕事が趣味、みたいな感じですかね。(笑)
勉強が好きというよりも、いい治療、新しい治療に対する向上心や興味がみんな高いですね。

―治療以外の勉強に時間を割くことで仕事が増えるのに、以前のやり方でそのままやっていればいいやと思わないところが、すごいなと思います。

ありがとうございます。
インプラントはメインテナンスが大事です、経験豊富で勉強熱心なベテランの歯科衛生士がおります。
ですので、治療だけでなく、メインテナンスも含めた総合的な医療としてカバーできるんですね。

―メインテナンスもプラウド歯科さんで出来るんですね?

はい、日本歯周病学会の認定衛生士の資格を取っている歯科衛生士もおります。
日本口腔インプラント学会に所属して、インプラントの勉強を歯科衛生士もいます。

―歯周病学会の認定衛生士の資格を取るのは大変なのでしょうか?

難しいですね、「歯周病に特化した衛生士で、経験が豊富で知識がありますよ」というのを日本歯周病学会で試験で認めているということです。
そもそも歯を失う原因は歯周病が多いので、歯をこれ以上失わないという意味でも大事です。

インプラントは虫歯にはならないけど、歯が骨に植わっているので、歯と同じように歯周病になる可能性があります。
長く大事に使い続けるために、必ずメインテナンスはしてほしいです。

―インプラントは、どれくらい持ちますか?

開業して30年近くなるのですが、開院したころから入れてそのまま持っている人もたくさんいます。
みなさんメインテナンスにまじめに来ていただいています。

―素晴らしい患者さんたちですね!ちなみに、かめだ歯科医院でのインプラントと入れ歯の割合は?

自費の入れ歯と自費のインプラントで比較すると、インプラントの方が多いですね。
年齢層は50、60、70代、といったところでしょうか。

最近「ブリッジ(※)にして健康な歯を削りたくない」という人が多いので、インプラントになることが多いです。
(※:ブリッジは、歯を失った両側の歯を削る必要があります)ブリッジは10年単位で診ていくと外れることもあるので、歯を失った数が1本2本だとインプラントの方がいい、長持ちしやすいです。

―5年くらいで外れてしまうのですか?

そんなことはないのですが、5年は短いスパン、治療を持たせるという意味で10年単位で診たいと考えています。

―同じ川口に3医院目を出した理由は?

普通、歯科医院の分院を作る場合、隣の駅など商圏が重ならないところに出すんですね。

僕は、分院を出すイメージじゃなくて、ユニット(診察台)を増やすイメージなんです。
自分の目と手が届く範囲でやりたいんです。

商売的に考えたら、樹モールとプラウドは隣なんだから・・・壁がなかったら見えるレベルです、そんな近くに出さないですよね。(笑)
近いところの方が同じスタッフで出来るし、目も届きやすいです。

―それは安心ですね。そんな中でも、かめだプラウド歯科はインプラントなどの外科的な処置を最先端の機材で出来る、ということですね。

本院のかめだ歯科医院もちゃんと機材のアップデートしているので、実はそれほど変わらないんです。(笑)
もともと、本院も設備は充実させていたのですが、かめだプラウド歯科でも本院と同等
以上の新しい設備は入れています。

特に新しい医院ではインプラント治療が多くなると思いますので、インプラントに特化
した設備を中心に充実させています。
また内装も少しこだわりを持ちました。
本院を改装した時はフランスのパスツールにて見学した歯科医院を参考にしましたが、かめだプラウド歯科では、ちょっとベルサイユ宮殿を参考にしてみました。
待合室の床のデザインは同じヘリンボーン調として、落ち着いた雰囲気になるかと思います。
偶然ですが、樹モールプラザ建物全体の床のデザインもヘリンボーン調となってました。


また、いつも壁紙などでどこか一ヶ所には遊び心を入れているのですが、今回はゴッホがテーマです。
是非探してみてください。

―いろいろ安心しました。また遊び心もある医院さんなんですね!では、今度は先生のことを教えてください。先生のご出身は?

実家は、茨城県の古河です。川口に腰を据えた理由は、馴染みのある東北線沿線だということがひとつ、それと歯科医院は駅の近くがいいなと思っていたんです。

勤務医の頃、患者さんに言われたのが「先生のところを友達に紹介したいんだけど、ここまでは来れないわよねえ」と・・・新宿区内なのにどこの駅から行っても15分以上歩くところだったんですね。
そういうこともあって、かめだ歯科医院は駅の近くで探していたんです。

―なるほど。今度は歯医者さんなった経緯を教えてください。

小学校の頃、彫塑(ちょうそ)クラブに入っていたんです。
平面の絵は苦手なんですけど立体は好きで、高校も彫刻クラブに入ったんです。

―彫刻クラブ!珍しいですね。

医者は頭を使うけど手先を使わないですが、歯医者は手を動かすので、彫刻の技術を生かせる歯医者の方がいいかなと思い、高1の時に歯科医師になろうと決めました。

―好きな食べ物は?

今は何でも食べるんですが、子供の頃は玉ねぎ、ピーマン、ニンジンが嫌いでした。
大学に入って、東北大の学食のメインがカレーライスだったんですね。
カレーライスの中にでっかい玉ねぎが入っていて「これ食べないと生きていけないな」と思って食べ始めたら、何でも食べられるようになりました。(笑)

―患者さんへ一言お願いします。

川口の皆さんのお口の健康を、目が届く範囲で診ていきたいと考えています。
長いお付き合いになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

インタビュー:2023/1/13

取材後記

先生の「川口の皆さんのために最善の治療を目の届く範囲で提供したい」という気持ちが伝わり、川口の皆さんのことを心底考えているんだなと感じました。

また、亀田先生が久保寺先生の好きな食べ物などの質問を楽しそうにしていたのが印象的でした。

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