治療案内

 

インプラント

インプラントというとどういうイメージをお持ちですか?
インプラントは、「怖い」というイメージが先行してしまっています。
知らないことは怖いことです。
ですので、まずインプラントについて知っていただきたいと考えています。

インプラントにしますか?入れ歯にしますか?

失った歯の修復方法は、インプラントや入れ歯、ブリッジ、歯の移植など様々です。
インプラントはあくまでも失った歯の修復方法の「ひとつ」です。
当院ではそれぞれの分野に精通した歯科医師が診断し、患者さんと相談の上、治療方法を決めて行きます。
本来、インプラントは他の歯が長持ちするような使い方が必要です。
さらに、一口腔単位で「将来も有益となるか?」までの見通しが必要です。
患者さん一人ひとり、適した治療方法は異なります。
インプラントも向いている人、向いていない人もいます。
向いていないのに無理に勧めるとこはありません。
院長はインプラント学会と義歯の学会の両方で、歯科医師向けの講演を行っています。
ですので「インプラントでない方がいい」という結論になっても大丈夫です。
当院ではインプラント治療だけでなく、ブリッジや義歯の治療においても高い技術を持っています。
「インプラントは行うけど、他の治療は行いません」では、適切な診断ができません。
インプラントは「目的」でなく、失った歯を補うための「手段」の一つなのです。

当院のインプラントの特徴

1 講演者によるインプラント

院長はインプラントも義歯、両分野の専門書を出版し、毎年全国で歯科医師向けの講演を行っています。
また海外でもインプラント義歯の講演などを通し、日本の歯科治療の素晴らしさを普及させています。
(2009年オランダ、ベルギー、2017年台湾、オーストラリア、2018年中国など)


2016年には「インプラント義歯」(IOD:インプラントオーバーデンチャー※IODページへテキストリンク)に関するトップランナーベスト9に選ばれました。
そのような講演者によるインプラント施術が受けられます。
またインプラント施術歴は25年以上のベテラン。
痛みの少ない、腫れにくい治療を目指しています。

先生

2 痛くなく、腫れないインプラント治療

患者さんが楽にインプラント治療を受けられるよう、痛みの少ない方法で行います。
プチインタビュで院長が説明しておりますので、併せてそちらをご覧くださいませ。
Q&A

3 インプラント専門医はおきません

「え?インプラント専門の歯科医院でやってもらった方がいいんじゃないの?」
確かに、インプラントセンターの方が専門的なイメージがあると思われています。
(ちなみにインプラントセンターという標榜は、法律で禁止されています。)
腎臓が悪ければ、腎臓病センターにかかろう、そこにいってみようか?と思う訳です。
確かにそうだと思います。
しかし、失った歯の治療法は、インプラントひとつではありません。
10人いれば10通りの治療方法があるのです。

立派なインプラントが入っても、周りの歯がダメになっては意味がありません。
当院ではインプラント以外の虫歯治療や、特に重要なのは歯周病治療が総合的にできるドクターが在籍しています。
ですからインプラントだけを無理に薦めることはありません。
患者さんに合った治療法を一緒に相談しながら治療法を決めて行きます。
さらに、患者さんのお口の中はもちろん、お体の全体を把握し、インプラントも含め様々な治療の選択肢を考えた上で、失った歯の治療方法を決めていただきたいと考えています。
ですので、インプラントの専門医は置かないのです。

4 インプラントを入れることが「ゴール」ではありません

インプラントを入れることは、「スタート」なのです。
インプラントを入れた後、毎日食事をすれば、年を重ねれば、お口の環境も変わってきます。
入れた後のメインテナンスが、インプラントの予後(治療した後の状態)を左右するといっても過言ではありません。
ですので、インプラント治療において最も重要なことは、治療後のメインテナンスなのです。

【当院のメインテナンスの特徴】

 歯科衛生士がメインテナンスをします
当院ではスタッフは全員国家資格のある歯科衛生士です。
歯科助手が治療にあたることはありません。
メインテナンスの専門家がアフターフォローします。

 来られなくなったら、こちらからメインテナンスに伺います~訪問歯科
また将来高齢になり、万が一寝たきりになっても、当院の訪問歯科診療で一生メインテナンスできるシステムを構築しています。
インプラント治療を多く行っている歯科医院で、訪問歯科診療まで準備してメインテナンスを行っている医院は少ないのではないでしょうか?
訪問歯科診療で伺えるのは、法律で16km以内と定められています。
概ね川口市、戸田市の全域、さいたま市の浦和近辺、越谷市の一部の地域です。

訪問歯科診療

5 インプラントのための最先端設備~歯科用CT・オペ室

これからのインプラント治療に絶対必要な設備が2つあります。
CTとオペ室というインプラントを行うのに最高の設備で、安心・安全なインプラント治療を受けることができます

 歯科用CT。
術前の画像診断は、インプラントの手術に関してなくてはならないプロセスです。
当院は、歯科用3D-CTで立体画像診断を行います。
歯科専用CTですので、医科で使うCTより格段に鮮明な画像が得られます。
また、被爆量も1/20、自院での撮影のため費用も安価に済みます。
プランメカ社の世界でもトップレベルの解像度のCTを導入しています。
そのデータを使い、インプラント専用のコンピュータシミュレーションのソフトで解析し、術前診断を行います。

歯科用CT

 専用オペ室(手術室)
完全に個室化したインプラントルームにて、クリーンな中でインプラント治療を行います。

専用オペ室(手術室)

インプラントQ&A ~プチインタビュー

先ほども触れたように、知らないことは怖いことです。
先生に皆さんが考える不安なことを聞いてみました。
やさしい受け答えでお話してくださいました。

先生
インプラントの手術の痛さ加減はどの程度なのでしょう?
普通の虫歯の治療と同じ程度で、痛さは虫歯以上、下の親知らずの抜歯未満です。

抜歯と比べた場合は、むしろ抜歯の方が傷は大きいのです。
たとえば、歯を抜けば穴が開き、穴の中は骨なのです。
抜歯して穴が開いているところは、開放創(かいほうそう)と言いますが、その方が出血も多く、感染のリスクも高いのです。
インプラントの場合、切開して、開いて、(インプラント体を)植えて、通常また閉じるので閉鎖創(へいさそう)、つまり、閉じた創(そう:傷のこと)になります。
なので、出血は通常少ないです。
傷も縫った面しか露出しないので、感染することもほとんどなく本来は傷としては小さいものです。
このように比較すると、イメージしやすいと思います。
抜歯とインプラントを比べると、インプラントの方が傷の大きさとしては小さいのです。
体に傷をつける程度のことを医療では、侵襲(しんしゅう)と言います。
インプラントの侵襲は、簡単な抜歯をするよりは大きい、親知らずを抜くよりは小さいのです。
つまり、親知らずより、侵襲は小さいということです。
親知らずは、骨を削る場合もあるので、創傷治癒(そうしょうちゆ:傷の治り)に関しても開放創になりやすいから、感染症を起こしやすいのです。
インプラントは「怖い」というイメージを持たれている方が多いのです。
ですので、インプラントについてきちんと知ってもらって「怖くないよ」ということを理解してもらうことは大事なことと考えています。
虫歯の麻酔の量と同じなのですか?また、どのような麻酔をするのですか?
患者さんと話しをして、いつも伝えたい、知っておいてほしいと思うことは「虫歯の治療や抜歯と同じような麻酔でできますよ」ということです。

麻酔の量は具体的に言うと、カートリッジに1,8ml入っています。
通常の虫歯治療は1本。
インプラントの時は、2本入れます。
親知らずの抜歯時も2本です。
実は、インプラント時の2本は、多めです。
というのは、途中で麻酔が切れると困るからです。
インプラントの手術途中で新たな麻酔をすると、再消毒の手間が掛かります。
ですので、ある程度一律に多めに麻酔をします。
できるだけ滅菌した状態でインプラントをやりたいので、麻酔も途中で切らさないようにします。
ちなみに、他の治療の場合、足りなければ足すのは簡単にできるので、通常は一本。
インプラントの治療は、他の治療よりそれだけ気を遣うのです。

静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)という麻酔があると聞いたのですが?
静脈内鎮静法も出来ますが、麻酔の専門医を呼ばないといけないので、時間的な制約が出てきます。
よっぽど恐怖症の人、高齢な人は点滴とって置いたほうが安心な部分もあります。
でも、患者さんも点滴してインプラント手術をするのは怖いと思うのです。
普通の人は、「虫歯の治療や歯を抜いたりする治療と同じだから」とご理解いただけると、だいたい「やらない」ということになります。
インプラントに向いている人、向いていない人はどのように判断するのですか?
むずかしいですね。
極端に言うと、矛盾しているのですが、歯周病がひどい人は向いていません。
でも、歯周病の人こそインプラントが必要になることが多いのです。(歯周病は歯を失う原因の1位です)
難しい理由は、歯周病の人がインプラントをすると、歯周病菌が原因でインプラント歯周炎を起こしたり、歯周病菌の毒素によってすでに骨が溶かされているケースが多いからです。(骨の厚みがないとインプラントは難しくなります)
ですので、歯周病の治療をある程度してからインプラントをすることになります。
虫歯は、食べ物などの環境に影響されます。
親が虫歯のない人でも、子供が甘いもの食べていたら虫歯になります。
一方、歯周病というのは、遺伝的な素因が大きいのです。
親が歯周病の場合、子供が同じ環境で過ごしていると、同じ口の中のバイ菌の種類、リスクの高い菌を持ってしまうのです。
だから、歯周病の場合、親子で似る部分があります。
レントゲンを撮ると、若い人でも「将来危ないかな?」というケースに出くわします。
(30~40代で骨の量が少なくなっている)
そういう人には、歯を失うリスクが高いという事と、予防に力を入れることをお話します。
なので、普段から「検査してみよう、気をつけなきゃ!」と思ってほしいのです。
インプラントに向いている人は、虫歯や破折(はせつ:転んだりして歯がかけたり折れたりひびが入ったりすること)で抜いた人です。
一般的には、糖尿病ではない、ヘビースモーカーではない、且つアゴの骨がしっかり残っている人は向いている方です。
と言われても分からないと思いますので、まずは検査をしてから状況を理解していただくところから始められればと思います。
ドクター亀田は、ここが強い!というところはありますか?
なるべく痛くなく、腫れない治療を心がけます。
痛いのも、腫れたりするのもイヤじゃないですか?
痛くない、腫れない治療には、それなりに実績、経験が必要です。
まずは、麻酔が痛くなく出来るということ。
それと、麻酔がちゃんと効いているということ。
あとは、手術の時間は短いでことです。
手術で切開したところが開いている時間が、少なければ少ないほどいいのです。
切開線がキレイに開けて、形成がキレイに出来ることが大切です。
麻酔は痛くない場所がわかります。
経験値があるからこそできる手技(しゅぎ)です。

2回法という方法を取るのですか?
はい。
1回目は、インプラント体(骨に埋める部分)を埋めて、通常3ヶ月おいて、インプラント体がアゴの骨になじむまで経過を診ます。
なじんだ事を確認してから、2回目の手術をします。(切開して上物をつける)
ただし、歯がなくて待っていられない方は、1回法でやる場合もあります。
お手入れはどれくらいの間隔で来ればいいのでしょうか?
基本的には3ヶ月に1回です。
落ち着いてくれば半年に1回で大丈夫です。
実際にインプラントをして、訪問歯科に移行されている患者さんもいらっしゃるのですか?
はい。
僕が行っています。
もう80歳を過ぎている方ですが、食べるのは問題ありません。
自分がインプラントの施術をしたので、最後まで自分で診たいという気持ちはあります。
どんなインプラントメーカーのものを使っているのですか?
ヨーロッパ製の実績のあるものを使用しています(デンツプライシロナ社のXiVEインプラント)。
こちらは大学病院や学会などで推奨される2回法のシステムで、カスタムアバットメントを用いセラミックスのかぶせものをする方法です。
格安インプラントや1回法の簡便法は行っていません。

印象に残っている患者さんはいますか?
僕の先輩から紹介で、宇都宮から来ていただいている患者さんがいます。
非常に難しい症例だったのですが、インプラント・オーバー・デンチャー(IOD)にして、その後ずっとメインテナンスしていますけれど、うまくいってよかったです。
今も患者さんは宇都宮から新幹線で通ってくださり、地元の先生も喜んでもらって、専門誌とかにも書いてくれました。
嬉しいし、有り難いですね。
向こうの先生も長く付き合っている先生なので、連係して治療しています。

先生
患者さんに知っておいてほしい事はありますか?
患者さんからよく言われるのは「私、年だから、もう出来ないんじゃないんですか?」ということ。
60代くらいの方から言われることが多いのです。
インプラントは、年齢は関係なく、全身疾患(糖尿病とか高血圧とか)がない人であれば、高齢な方でも出来ますよ、という事を知ってほしいです。
90歳でインプラントオーバーデンチャー(IOD)にする方もいますよ。
おいしくご飯が食べられるお手伝いができれば、本当に嬉しいですね。

インプラントの手順

1 カウンセリング

まずは、患者さんのご希望を伺います。

カウンセリング

2 レントゲン撮影

CTで撮影したデータを基に、現在の状態を一緒に確認いたします。
お口とお体の状態、生活環境も鑑みて、インプラントも含めた治療の選択肢をご提案いたします。

レントゲン撮影

3 1次手術

インプラント体(骨の中に埋める部分)を埋める手術を行います。

1次手術

4 2次手術

インプラント体がなじんだことを確認し、今度は上ものの土台を立てる処置を行います。

2次手術

5 うわ物製作・装着

かたどりを行い、うわ物(歯に当たる部分)を作り、つけます。

うわ物製作・装着

6 メインテナンス

お疲れ様でした。これからがインプラントのスタートです。
長く快適に使えるように、当院の国家資格を持つ歯科衛生士が伴走いたします。

メインテナンス

料金表の目安

1本の場合
インプラント埋入手術代:20万円+税
土台+かぶせ物(セラミックス):20万円+税

1本の場合
3本の場合
インプラント埋入手術代:60万円+税
土台+かぶせ物(セラミックス):60万円+税

3本の場合

※注意事項

1. 骨が少ない場合は、骨造成が必要になります(人工骨、サイナスリフト5万円+税)
2. 静脈内鎮静法(点滴代)が必要になるケースもあります(7万円+税~)
3. CTの撮影費が必要です(5000円+税~)

詳しくは、お気軽にお尋ねくださいませ。
書籍・論文・講演案内
インプラント専門サイト
精密義歯専門サイト
5分で分かるお口のバイ菌検査 川口市歯科ドック
樹モール歯科