薬液×レーザー×超音波で行う「本気の歯周病治療」ブルーラジカル

もうこれ以上、歯を失いたくない方に 薬液×レーザー×超音波で行う「本気の歯周病治療」ブルーラジカル

ブルーラジカルをご希望の方は、必ずこのブルーラジカルのページを最後までお読みください。
お電話や受付でのご質問は承っておりませんので、ご不明な点につきましてはご予約していただき、来院時に歯科医師または歯科衛生士にお尋ねください。
ブルーラジカル治療は現在のところ、本院のかめだ歯科医院では行っておりません。
ご予約はかめだプラウド歯科(048-240-4618)までお願いします。
できるだけ皆様の疑問にお答えできるように、ホームページの内容も随時更新していく予定です。
また歯ブラシなどプラークコントロールが不十分な方では十分な効果が出ません。
事前に口腔衛生指導などを行い、すぐにはブルーラジカルができない場合もありますのでご了承お願いします。

「ブルーラジカル」という治療機、埼玉県川口市では初導入(2025年2月)とのことですが、何に効くんですか?

歯周病の治療です。
私の母校である東北大が開発しました。
対象としては、重度から軽度までの歯周病の治療です。

どういう人が対象ですか?

歯周病が気になる方です。

通常の歯周病治療は、超音波スケーラー(下記左図参照)や手用キュレット(歯石を取る金属製の器具、下記右図参照)を使って歯周ポケットの中の歯石を取る、重度の場合は外科的に開いて見える範囲で汚れを取ります(歯周外科)。

ブルーラジカルがそれらと違うところは、「超音波スケーラー」と一緒に「薬液」を注入して、歯周ポケットの中の口内細菌を99.99%殺菌することができるところです(下記図参照)。

※実証結果について詳細:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0924857916301637?via%3Dihubl

「費用が掛かっても、歯周病をしっかり治したい」、「歯周病の手術はしたくない」という人にはいい治療です。

歯周病を本気で治したい人向け、ですね。

ブルーラジカルは、消毒薬を超音波スケーラーの先から出るようにしているんです。
薬液がレーザーを当てることを「ラジカル反応」というんですけれど、殺菌力が強くなるんです。(上記画像参照)

だから「ブルーラジカル」なんですね!薬液、レーザー、超音波の3つの相乗効果なんですね!

レーザーを単独で歯周治療に使う場合もありますが、ブルーラジカルはレーザーを薬液に当てることによるラジカル反応で活性化させます。

薬液とレーザーで、効き目が強くなるんですね!多少費用がかかっても歯周病を治したい・・・歯周病で歯を失ってもう歯を失うのはこりごりな人、もしくはグラグラの歯があるけどなんとか持たせたい人には朗報ですね。

はい。
歯周病治療で苦労されている方には、ぜひ試してもらいたいです。

歯周病の怖さ

歯周病は、歯周ポケットの中の細菌が起こす「感染症」です。
2001年にギネスブックに「全世界で最も蔓延している病気」として、また日本では生活習慣病の一つ(https://www.jacp.net/perio/effect/)になっています。

歯周病は、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、さらにはアルツハイマー病などの慢性疾患との関連が示されています。
これらの疾患は「慢性的な炎症反応」が一因であることが多く、歯周病菌が血流を介して全身の炎症状態を悪化させる一因となっていることが明らかにされています。
(歯周病菌は、歯ぐきの毛細血管を経て全身に流れていきます)

歯周病治療は、歯科から医科(全身疾患)に寄与できる重要な治療なのです。

ブルーラジカル治療をお断りするケース

ブルーラジカル治療は、次のように治療をご案内できない方がいらっしゃいます。

ペースメーカーを使われている方
光線過敏症の方
無カタラーゼ症の方
麻酔ができない方
妊娠またはその疑いがある女性

また、喫煙者、歯科恐怖症、嘔吐反射の強い方、開口障害のある方などは、治療ができない場合があります。
プラークコントロールが不十分な方も、ブルーラジカルのみの治療はお受けできない場合がございますのでご理解ください。

治療の流れ(初診の方)

1.歯周基本検査
簡単なレントゲン撮影と口腔内写真撮影など歯周基本検査を行い、歯周病の概要を検査します。

2.歯石除去や口腔衛生指導
プラークコントロールを徹底していただきます。

3.歯周精密検査
細かいレントゲン撮影、歯周組織精密検査、必要に応じCT撮影などを行います。

4.ブルーラジカル治療
一口腔を6ブロックに分けて、浸潤麻酔を行った上で1歯あたり3-5分、レーザー照射、薬液、超音波をあてます。
その後に歯科衛生士による専門的SRPを行います。

5.再評価とメインテナンス
3ヶ月に1回程度のPMTCクリーニングを行います。

注意点

治療本数・時間・回数は、歯の状態や重症度で異なりますが、原則1ブロック単位で行います。
ブルーラジカル治療は、過酸化水素水を使用して処置を行います。
その結果歯茎が一時的に白くなることがありますが、1~2日程度で元の状態に戻ります。
ブルーラジカル治療は歯周ポケット内の除菌を行いますが、ブラッシングが不十分だと再感染し、効果が持続しません。
また、ブルーラジカルの治療は歯周病の進行を抑える治療であり、失われた骨や歯周組織の再生するものではありません。
歯周病は完治しないため、継続的なセルフケアと衛生管理が重要です。
ブルーラジカル治療後に再感染した場合、再度ブルーラジカル治療を行うことも可能です。
しかし通常は6ヶ月以内に行うことは稀です。
ブルーラジカル治療後に痛みや、不快感が出現する場合が約10%あると言われてます。
痛み止めを服用していただくことがあります。

質問

どんな治療の流れですか?

初診でカウンセリング、レントゲン、口腔内写真、精密検査などを行い、状態を診査診断します。次回来院時より治療スタートとなります。

※初診時にはブルーラジカル治療は出来ません。
※対象にならない場合もあります。
※自費治療です。

料金表(ページ下部参照)にある「1歯のみの治療」とありますが、具体的にはどういうケースですか?

当院で既に治療済み、全体的な治療が終わった人で、歯周ポケットがどうしても深いところの治療を想定しています。

通常は6分の1顎ずつのブルーラジカル治療になります。

導入の経緯は?

かめだプラウド歯科の久保寺院長は、もともと大学の歯周病の講座にいました。

「歯周病治療で来院される患者さんを、何とかして救いたい」という思いで治療している中で、ブルーラジカルに出会いました。

歯周病を本気で治したい患者さんの気持ちに本気で応えたい、そんな思いで導入しました。

一回やって終わりですか?また、ブルーラジカルの効果はどれくらいもちますか?

自分でのメンテナンスとブルーラジカルで施術は、歯周病治療の両輪です。
継続して通院して状態をチェックし続けることが、歯を失わないための基本です。
当院があなたの大切な歯を守っていくパートナーになれたら、幸いです。

歯周病菌の除菌のようなイメージです。
例えばピロリ菌の除菌のように、一度除菌して適切なプラークコントロールを持続させることが重要です。
ブルーラジカルの効果は、歯周病菌などの細菌に関しては、99.99%除菌されると言われています。
しかしすぐに歯周病が治るわけではありません。
歯周ポケットの中には、再度細菌が入ってくることはあります。
もし術後に歯ブラシしなければ、約1ヶ月で細菌は再定着すると言われています。
普通はきちんと歯ブラシしますので、そのようなことはありませんが、100%ブラッシングを継続するのも難しいです。
早い人では、1-2年で再治療が必要になる事もあるかと思います。
できればもう抜歯と言われた人でも5年、10年は歯がもってほしいですね!

料金表

ブルーラジカル1回(4~6歯):55,000円(税込み)


一口腔内を6ブロックに分けて、必要なブロックに行います。(1~6回)

※必要に応じて、CTなどの精密検査が必要な場合があります(11,000円:税込み)

少数歯の場合、1歯:16,500円(税込み)

カード支払い可

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