2009年11月15日
3次元歯科用CTを導入しました
インプラント治療において,CTの撮影は安全上必須と言われてきています.
当院では今まで2D-CTにて撮影してきましたが,この度最新鋭の3D-CTを導入することになりました.2Dに比べ3Dになると歯や顎の骨の状態が3次元(立体的)に把握できます.撮影後,専用のインプラントシュミレーションソフトにて,インプラントを植える位置,深さなどを術前診査した上で処置に入りますので,インプラント治療が安心,安全に行うことができます.
器械はフィンランド製のプランメカ3Dで,他社より画像が鮮明で且つエックス線の被爆量が格段に少ないため,選定しました.
3D-CTにて撮影しても,一般的な歯科医院でのパノラマエックス線よりも少ないエックス線被爆量です.飛行機に乗ると被爆する宇宙線量(日本ーアメリカ往復)よりも少ないというデータも出ていました.
撮影時間も18秒ですので患者さんにも負担なく撮影できます.